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 岩手県の岩手町立石神の丘美術館に行ってまいりました。

そこでは、大船渡市出身「三浦千波展」と
ホール的なところでは、
中川直人「希望、1000人のポートレート展」
が行われておりました。

2013年4月13日から5月26日まで、
入館料300円(確かそうだった気が・・・)。

「三浦千波展」の内容は、三浦千波の初期から最近までの作品の展示。
近年、ふるさと気仙地方の自然をテーマにされているらしく、そういった作品が多数ありました。
東日本大震災によって被災する前の風景と、その後の風景が展示されております。
生家は二階の天井まで津波が押し寄せたそうです。

作品を近くで見た印象と、離れてみた時の印象の違いが、なんか興味深く面白かったです。
「花」という作品だったか、とても欲しくなりました。

 それからホール的な所では、中川直人「希望、1000人のポートレート展」。
内容は、東日本大震災で写真を失った人たちの為に、ボランティアで描いた肖像画の展示です。
一年がかりで描いた1000人の肖像画の中から、今回は約60人分が展示されておりました。

このような活動をされている方がいるなんて、ここに来るまで知りませんでした。

どのような気持ちで描き、描かれ、
どのような気持ちで渡し、渡されるのか。

 あと、野外の展示スペースに、前に来た時にはなかっと思う「恋人の聖地」のモニュメントを発見。

美術館には誰もいなくて、私一人きり。
帰る時になって一人入ってきた。
もう少し美術館にはにぎわってほしいと思います。

今になっても・・・、というのか、
今になるほど、受け止められないような・・・。