カテゴリ: 美術館など

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 青森県七戸町立鷹山宇一記念美術館に行ってまいりました。

~命ある限り描き続ける 生きる証として~
 箱根/芦ノ湖 成川美術館所蔵
「現代女流作家展」

2013年4月27~6月16日まで(会期中は無休)
入場料は一般:850円(JAF会員などの割引で650円)

内容は、堀文子の作品を中心に14人の現役女流作家の作品を展示しておりました。
作品数は大小合わせて約80位だったでしょうか。

堀文子さんの「ブルーポピー」と「トスカーナの花たち」が欲しくなりました。

 堀文子さんの名前を初めて知ったのは、昔々どこかのお店でもらったカレンダーが、彼女の作品のカレンダーで、その年の1年間、部屋に飾ってお世話になった時だったでしょうか。

どうでしょう、今でもカレンダーになっているのでしょうか。

 日頃、作品を観覧する時に、「男の作品」だとか「女の作品」だとか意識してみる事はありませんでしたが、そういう見方もあるのだという事に気がつかされた感じです。

展示作品の多くが、2000年の前後5年位に製作されたもののようで、もう少し前の作品も見てみたいと思いました。

今回の鷹山宇一記念美術館の「現代女流作家展」には、いつもより人がいて、途切れる事無く部屋に人がいる様な状態。
いつもよりにぎわっている感じでした。

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 岩手県の岩手町立石神の丘美術館に行ってまいりました。

そこでは、大船渡市出身「三浦千波展」と
ホール的なところでは、
中川直人「希望、1000人のポートレート展」
が行われておりました。

2013年4月13日から5月26日まで、
入館料300円(確かそうだった気が・・・)。

「三浦千波展」の内容は、三浦千波の初期から最近までの作品の展示。
近年、ふるさと気仙地方の自然をテーマにされているらしく、そういった作品が多数ありました。
東日本大震災によって被災する前の風景と、その後の風景が展示されております。
生家は二階の天井まで津波が押し寄せたそうです。

作品を近くで見た印象と、離れてみた時の印象の違いが、なんか興味深く面白かったです。
「花」という作品だったか、とても欲しくなりました。

 それからホール的な所では、中川直人「希望、1000人のポートレート展」。
内容は、東日本大震災で写真を失った人たちの為に、ボランティアで描いた肖像画の展示です。
一年がかりで描いた1000人の肖像画の中から、今回は約60人分が展示されておりました。

このような活動をされている方がいるなんて、ここに来るまで知りませんでした。

どのような気持ちで描き、描かれ、
どのような気持ちで渡し、渡されるのか。

 あと、野外の展示スペースに、前に来た時にはなかっと思う「恋人の聖地」のモニュメントを発見。

美術館には誰もいなくて、私一人きり。
帰る時になって一人入ってきた。
もう少し美術館にはにぎわってほしいと思います。

今になっても・・・、というのか、
今になるほど、受け止められないような・・・。

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 岩手県立美術館に行ってまいりました。

東日本大震災復興支援
宇都宮美術館による「マルク・シャガール 版画展」

2013年4月6日から5月6日まで、一般800円也(常設展もOK)。

内容は宇都宮美術館が所蔵するシャガールの版画連作の中から、
「わが生涯」「聖書」「ダフニスとクロエ」「オデュッセイア」
の4つのシリーズ、版画約150点。

たしか「わが生涯」と「聖書」のシリーズはエッチングで
「ダフニスとクロエ」「オデュッセイア」のシリーズは、色彩豊かなリトグラフ。

エッチングの作品ばかりだと思い込んで見に行っていたので、展示作品の半分くらいが色鮮やかで、ちょっと驚いた。
なんか得した気分に・・・。

展示室は作品保護の為らしく、照明が少々暗めでした。

まあまあ人は入っておりましたが、常設展の方に行くとほとんど人がいなくて、貸し切り状態。
常設展も季節ごとに配置や内容を変えているようです。

 その常設展の紹介パンフレットみたいなやつ、大きな文字で書いてありました。
小さな文字が見づらい方々への配慮のような気がいたします。
でも展示作品リストは文字が小さめなので、気のせいか・・・。

シャガールの世界が版画で表現されていて、楽しい時間を過ごせました。

たしか昔、アニメちびまる子ちゃんを見ていたら、ちびまる子ちゃんが「シャガールの絵が好き」みたいなことを言っていたような気が・・・。

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 十和田市現代美術館に行ってきました。

奈良美智「青い森の ちいさな ちいさな おうち」
Yoshitomo Nara:The Little Little House in The Blue Woods

観覧料は企画展+常設展セット券は900円、企画展は500円。
2012年9月22日から2013年1月14日まで。

チケットを買って企画展展示室に行き、チケットを渡すと
「入り口が低いので、頭に注意して下さい」
はいはい、「入り口で頭ぶつけた」情報入手済み、大丈夫、知ってます。

それからまだ言葉は続き、
「フラッシュを使わなければ、写真はOKです」

なんと今、「写真はOK」・・・と言った・・・。

予想済みの「頭に注意」。
予想外の「写真OK」に結構驚いた。

本当に写真いいの?
と思いながら展示室に入ると、作品を撮っている人がいた。
なんかかなり不思議な気分。

外にある大きな作品「夜露死苦ガール 2012」
カッティングシートの作品なのね。

そういえば、その脇の「ポール・モリソン」の作品は描いてあるのかどうだか、ちょっと気になる。
せっかくすぐ確認できるところにいたのに、なんで見なかったのだろう。


十和田市現代美術館に向かっている途中、かなりの時間虹が出続けていた。
そして私は、その虹を正面に見ながら、ずっと走り続けた。

私のための道標だと思いながら・・・。

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 棟方志功記念館に行ってきました。

秋の展示「棟方の祈り」

2012年9月11日から12月16日まで。
観覧料は一般500円。

内容は主に、仏教や神話がモチーフの作品を展示していました。

印象的だったのは、「達磨図」のシリーズ。
棟方志功が亡くなる半年前の頃に描かれた作品らしい。
このシリーズ、かなり好きです。

棟方志功記念館に入る時に、ぱらぱら降り始めた雨も、
気分上々で外に出ると、強めに降っていました。

「秋雨じゃ、濡れていこう」
独り言つぶやき、駐車場までちょっと小走り。





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 行ってきました、青森県立美術館。

NARA
Yoshitomo:

a bit
like
you
and
me...

奈良美智:

君や
僕に
ちょっと
似ている


奈良美智のほとんど新作の展示内容で、
2012年10月6日 ~ 2013年1月14日まで。
観覧料は一般1200円。

受付で「企画展と常設展、両方お願いします。」と張り切って言うと、
「1200円で全部観覧できます」とのこと。
なんか得した気分、既に気分は上々。

見る前に予想していたよりも、作品点数がとても多くて、まずそれに驚いた。
これほどたくさん展示しているとは思わなかったので、かなり得した気分。

とてもとても、Happyな時間を過ごすことが出来ました。

音楽の流れていた展示ルーム、その部屋自体がなんか「グッ」ときました。

それから、「あおもり犬」が帽子をかぶってた。

「あおもり犬帽子プロジェクト」らしい。
十和田現代美術館とNPO法人harappa(弘前市)との共同で、県民参加によって作られた帽子らしいです。
10月6日から11月11日までかぶっているそうです。

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暑い日が続いています。
雨が降らない日も続いています。

七戸町立鷹山宇一記念美術館に行って参りました。

東日本大震災復興支援
メロディー
秋山庄太郎写真芸術の理念と軌跡
ネガティブからポジティブへ

2012年7月15日から9月17日まで
入場料、一般700(500)円

彼の言葉や、海外の撮影先から家族に宛てたはがきなど展示してあり、
少しですが人柄が窺い知れたりしながら、写真を鑑賞できて、
ポジティブな気持ちにさせて頂きました。

それから、秋山庄太郎展会期中の8月25日から9月9日まで
第72回国際写真サロン展

を併設していました。

こちらは「こういう方向の表現」の作品を見られて、
色々感じる事が出来た展示でした。

私の美術館の印象は、たまにかなり騒がしい時がありますが、
結構な割合で貸し切り状態で静かにゆっくりと鑑賞できるのですが、
特に今回は、入館して出て行くまで、私以外誰もおりませんでした。

まあ、たまたまなのでしょうが・・・、
これでは、些か・・・。

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 弘前市立博物館に行って参りました。

ウッドワン美術館所蔵
「珠玉の美」~近代日本絵画名品展~
2012/6/16~7/16

入場料は800円。

広島県にあるウッドワン美術館の選び抜かれた優品71点。
明治から現代に至る日本絵画の流れの一端を紹介する展覧会を開催しておりました。

どれもこれもネームバリューのある画家ばかりで、その作品をじかに見る事が出来て、とても充実した時間を過ごす事が出来ました。

弘前城のところにある弘前市立博物館は、車を駐車する所がなかなか無くて難儀をしましたが・・・。

岸田劉生「毛糸肩掛せる麗子肖像」
実物の作品を見ると、うまく表現できないのですが
なんか・・・、みずみずしい・・・

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 七戸町立鷹山宇一記念美術館に行ってきました。

ーーーーーー 特別展 ーーーーーー
笠間日動美術館コレクション
パレットと絵画展
マティス、ピカソ、ダリ、熊谷守一・・・
巨匠達の素顔/色彩の宇宙

2011年5月3日~6月26日、会期中は無休。
入館料、一般850(650)円。


行ってみたい美術館の1つであった「笠間日動美術館」の収蔵作品を七戸で見られるとあって、とても楽しみにしておりました。

普段は目にする事の無いパレットと作品が一緒に展示してあり、とても興味深い内容でした。

個人的には特に、
「小磯良平」「遠藤彰子」「熊谷守一」「織田廣喜」
彼らのパレットと作品、そして、
「マティス」「ピカソ」「ダリ」「ジロー」など、海外の画家のパレットと作品が展示されていて、結構充実感がありました。

外の広場ではタンポポの色、黄色がたくさんありました。

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 「八戸レビュウ」を見にはっちに行く途中、お店の窓や閉じているシャッターに何やらたくさん「吹き出し」を見つけた。

とりあえず、まずはっちで「八戸レビュウ」を見てからこの「吹き出し」をCHECK。

何やらこの「吹き出し」の正体は、

はっちオープニング特別事業
アーティストインレジデンス
「八戸のうわさ」
by 山本耕一郎

だそうで、アーティスト「山本耕一郎」による人と人との絆をつなぐアート・プロジェクトで、600以上の吹き出しが、それぞれの店や事業所のウィンドウに貼り出されているそうです。
(2011年2月8日~3月13日まで)

まあ暇なので全部見てやろうと思い、町中を歩き回りました。
風が冷たい。

銀行にある吹き出しを見ていたら警備員が出てきて、やましい事は何も無いのに「ドキッ」として、怪しまれているんだろうなと思いながらも、吹き出しを楽しみました。

印象に残っているのは「埋蔵金があるらしい」のと、
八戸の中心街には「秋田美人」など美人が多い、ということ。

八戸ポータルミュージアム(愛称:はっち)が出来てなんか、少し新たな風が吹き始めたか・・・。

がんばれ!東北



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